311のブログ

フラワーネット代表 藤井晶子です。

日本人の私たちにとって、忘れられない311。皆さんはどう過ごされましたか?ラジオでもテレビでも、今日は一日、8年前を思いおこすことができる放送が流れていました。

8年前は、ちょうど娘が幼稚園の年長。来週は楽しみにしていた卒園式というタイミングでした。卒園式は中止になり、4月から電車で通う小学校に行く予定になっており、入学式は無事にできるのだろうか・・電車通学ができるのだろうか・・と、ものすごく不安を覚えたことを思いだします。
娘と同い年の多くの子供たちも、この震災で短い命を落としたことが、あの頃、よく報道されていました。ランドセルを準備してもうすぐ一年生!!と、うきうきしていたであろう子供たち。そしてそれを誰よりも楽しみにしていたであろう親御さんたち。同じ気持ちだった私たち親子には、本当に、本当に心が痛みました。

今日はいつもの月曜日のお仕事、代々木上原のジュエリーサロン「シェルモーゼ」様への納品があり、いつもアレンジにタイトルをつけているのですが、
今日は「復興を願って、明るいオレンジ色を」と付けました。


 
まだまだ元の生活に戻れない方々が多くいることを、今日の報道で、また改めて知ることができました。
娘はあれから小学校を卒業、そして中学3年になろうとしています。そんな月日がたってなお、今でも苦しんでいる方々のことを忘れてはいけないと、改めて思いました。そしてあの時、娘と同い年のお子さんを亡くしたお母さんは、きっと今でも痛みを抱えていらっしゃるのだろうなと・・消えることはない痛みだろうと思いますが、少しでも心が癒されていることを願わずにはいられません。

震災後、少ししてからになってしまいましたが、陸前高田の「希望の庭」に、お花を植えに行くボランティアに参加でき、現地の方々と触れ合うことができたことに改めて感謝の気持ちを感じ、思い出す日になりました。
そして、お花の癒しの力、これからも大切に伝えていきたいと、改めて思いました。自分にできることはなんだろう・・。

毎週月曜日のお花たち 2019

今年1月からの納品したアレンジです!
テーマ「新年会に華を添えて」
新年らしく、松や梅、胡蝶蘭で。
2019年1月21日
テーマ「シンビジュームを活かして」
昨年、農林水産大臣賞を受賞した、モカというシンビジューム。とてもいい色です。
2019年1月28日
テーマ「真っ赤な朝日てまりをかわいらしく」
赤いダリアがとってもかわいいです
2019年2月4日
テーマ「春を思わせるような暖かな日に」
枝もの ボケやラナンキュラスを使って、春らしく。
2019年2月18日
テーマ「ミモザアカシアの黄色の春を感じて」
黄色のポンポン、ミモザがかわいい季節です。
 
2019年2月25日
テーマ「ひな祭りに桃の花を」
桃のピンクがかわいいです。
2019年3月4日
テーマ「啓翁桜とパープルの花たち」
桃の次は、桜ですね!お花見の季節が楽しみです。今年は早そうですね~

横山園芸、横山直樹先生のガーデンツアー

横浜にあるイングリッシュガーデンにて
 

横浜にあるイングリッシュガーデン、ご存じでしょうか?バラが有名な素敵なお庭です。そこで、クリスマスローズのプロ、横山園芸横山直樹先生による、ガーデンツアーが開催され、お邪魔してきました。
横山さんとは、昨年から、セミナーや農場見学などで、大変お世話になっています。
 
お話がとーっても上手、雰囲気をいつも盛り上げる横山さん。
この日もたくさんの園芸好きな方々が集まり、横山さんの話を、しっかりメモを取っている方も多かったです。
バラはまだ枝だけの状態。その足元や、ガーデンのいたるところに、
今の時期はクリスマスローズがたくさん咲いています。
育て方はもちろんのこと、植物のあれこれ、、ガーデンを周りながら、色々とお話ししてくださるので、とても勉強になりました。
そして何より、そこでお会いした方々が、とてもフレンドリーで。
ツアーが終わり帰り際には、「お互い、頑張って育てましょうね!!またお目にかかれたら嬉しいですね!!」といった感じ。
横山さんの力とお花の力のすごさを感じされられました!
最後に・・これは池袋サンシャインで行われた「クリスマスローズの世界展」
こちらでも、もちろん横山さんが活躍されていらっしゃいました。

そこで撮影した素敵なクリスマスローズたちの写真をのせます。
シックで、少し控えめで、でも、存在感のある、素敵なお花ですね。
横山園芸さんとは、今年も夏にイベントを企画しています!
トマトでアート!!
お楽しみに~

藤井晶子でした。

最後におまけ
毎年お邪魔している能面師の先生の作品展。今年もお花をプレゼントしてきました。迫力ある能面、素晴らしかったです。
山姥(やまんば)
山に住む鬼女で、山の精霊として自然や人間を超越した存在であることを強調している。
桜やマム、アネモネなどで少し和風に。
朝倉尉(あさくらじょう)
名称は、越前藩主朝倉候に献上したという説と、「屋島」の謡曲からつけられたという両説がある。庶民的な中にもすっきりとした品性を漂わせている。