出雲大社へ

昨日の雪混じりの冷たい雨とは一転、お日様眩しく青い空!
そうだ! お参りに行こう!
思い立ったが吉日、身支度早々に電車飛び乗り、西へ……

こんにちは、土曜・フラワー/ホーム担当の大場です。
関東のいずもさん
さて、どこへ行ったかといいますと、
「関東のいずもさん」の愛称で親しまれている出雲大社相模分祠。

小田急線秦野駅から大社までは無料シャトルバスで10分ほど。
干支のねずみさんのお迎え。
まずは、お清め。

1609年(江戸初期)から湧き出たといわれ、古くは酒造や茶席にも使われたという「名水100選」のひとつ。
大国主大神様の御霊威で「若返りの水」と。
手水の水が若返りの水とは、ナント!有難いことなんでしょう。
あ~顔洗いたーい、と思うのは私だけでしょうか。
出雲大社の御祭神大国主大神様をお祀りしている、島根県の出雲大社の分祠です。

分祠とは本社から神様を分霊して祀っているところで、ご利益は同じ。
拝殿前の大国主大神様(だいこくさま)。陽を浴び、まさに光り輝く福を呼ぶ笑顔。御利益ありそう。
龍蛇神の社

龍蛇神様は大国主大神様のお使いで、「縁結びの神」「幸福を授ける神」。
出雲地方に古来より伝わる龍蛇神様を千年の社の守り神としてお祀りしています。
旧暦10月10日、全国の八百万の神々が出雲に参集する時、神々様をご案内・先導する神様が、この龍蛇神様だそうです。
柄杓の柄が長い。

ここの水も手水舎と同じ水源、地下15mからの湧水は「ゆずりの水」と呼ばれ、お持ち帰りOK。
さて、今日訪れたのにはもう一つの理由が。
ここの大注連縄、昨年、令和元年を記念して9月に新たなものに掛替えられ、旧大注連縄が今月いっぱい展示してあるとのこと。。間近で見られる機会など貴重なこと。
旧大注連縄は平成25年に島根県出雲大社で「平成の大遷宮」を記念して特注されたもの。
ここの大注連縄は島根県の出雲大社と同じ、島根県飯南町の大島名和創作館で特注されたもの。
裏側。
陽に当てられていない分、きれいですよね。
表側、陽に焼けて黒ずんでいますね。
お役目ご苦労様です。
昨年掛替られた新大注連縄。
美しい。
東京のいずもさん
秦野を後に向かったのは・・・
都会の真ん中にある出雲大社東京分祠。
1981年の再開発でビルの中の分祠となってしまいましたが、分祠された明治時代の頃は何もなかったようです。
由緒正しき神聖な大社がビルの中。。とは、不思議。
階段を上り、3Fへ。
階段を上り、まず左手の手水舎で手と口を清め、「祓社(はらいやしろ)」へ。
祓社は「祓戸四柱神(はらえどよしはらのかみ)」様。神殿に参拝する前に心身を祓い清める場所。
右手、本殿へ。「二拝四拍手一拝」。
出雲大社は縁結びの神様。
縁結びとは恋愛のみならず「あらゆるものとの繋がり、それによって生まれるものまでも指す」のです。奥深い・・
良い縁が繋がりますように!
相模分祠の御朱印
東京分祠の御朱印
ビルの中とはいえ、静かで神聖な気分になります。
駅近というアクセスの良さ。
初参りがまだの方、是非行かれてみてはいかがでしょう。

皆様にも良いご縁がありますように。

ではまたお教室で。

歳時記

1月20日 大寒:24節気のひとつ。一番寒い日
1月25日 春節(旧暦1月1日)
2月3日 節分
2月4日 立春:24節気のひとつ。暦の上ではこの日から春

「立春大吉」
 暦の上での春であり、古来は新年の始まりであった立春に、人々や社会の幸せを祈る」言葉。
 立春の日に玄関や部屋の入口に外へ向けてお札を貼り、邪気を払い、福を呼びこみます。
 写真は出雲大社相模分祠のもの。もちろんご自分で書かれて貼るのもいいですよ。