木曜日クイック担当(休職中)神野です。
半年間のアメリカ生活もいよいよ最終週を迎えました。
あっという間でしたが振り返ると、ずいぶんいろいろな経験をしました。
そして最後の週にも毎日、今までにない経験を積んでいます。
今年になって出かけたおすすめスポットをご紹介しながら、この半年間の締めくくりをしたいと思います。

Vessel

これは、ニューヨークに去年できたVesselです。
イギリス人のデザイナー、Thomas Heatherwick氏が設計を担当したもので
ハドソンヤードの中心にあるハチの巣のようになった展望台です。高さは60メート、エレベーターもありますが私たちは階段で上がりました。踊り場がたくさん用意されていて、きつさを感じません。ただ年明けのマイナス1度の日に行ったので、冷たい風に吹かれ顔が痛かったのを覚えています。もし行かれるならばもう少し暖かい季節がおすすめです。入場料は無料ですがチケットが必要なのであらかじめ予約しておくのがおすすめです。
https://www.hudsonyardsnewyork.com/discover/vessel
 

チチェン・イッツァ

これはメキシコ、ユカタン半島のチチェン・イツァという1988年に世界遺産に指定されたマヤ文明の遺跡です。マヤの最高神「ククルカン」(羽のある蛇の姿をした神様)を祭っているピラミッドが象徴的な森の中にこつ然と現れる遺跡です。

メキシコにあるグランセノーテです。
セノーテとは陥没穴に地下水が貯まった泉でグランセノーテは特に美しい神秘的な泉です。そこに朝日が差し込んで光のカーテンができたところを水中カメラで映しました。
曇りだったので太陽が出た瞬間に潜り素早く撮る・・・を数回繰り返しやっと撮れた一枚です。
こちらもセノーテですが、泉から空に向かって撮った写真です。地上から泉の水を求めて木の根が滝のように降りてきている光景が何とも神秘的でした。
 
こちらはメキシコ・カンクンの海岸です。カリブ海に面したリゾートビーチ。
海の色がすばらしく一日眺めても飽きません。
遺跡やセノーテのシュノーケリングなど観光地を巡るのも旅行の楽しみですが、朝焼けを見ながら散歩をし、ゆっくりとビーチで海を眺め、読書し、ゆったりとした時間を過ごす。これぞリゾートと思う休日でした。

世界中どこでもお花は心をつなぐ

この写真は、送別会に私が皆さんにお届けしたチューリップと皆さんからいただいたバラの花束です。
あちこち旅行もして楽しい思い出がたくさんできましたが全部振り返って一番思ったことは、どこに行っても自分は自分。この半年間、私がしてきたことは、たどたどしい英会話。家事全般。お花アレンジ。お料理でのおもてなし。手芸。デパート、スーパー、雑貨屋さんで優れモノを見つける。子育ての悩みを聞く。これは日本にいるときと全く同じことした。そして、私の普段の生活が新しい人たちと繋がる道具でした。中でもお花はたくさんの国の人と繋がるのに最適なツール、初めてお邪魔するお宅に、お誕生日のプレゼントに、今日は送別会のお返しにカードに添えてお花を・・・そうしたら皆さんからはバラの花束をいただきました。 
 
2月末にボルチモアを去り、フィラデルフィアに向かいアメリカで一番盛大で最も歴史のあるフラワーショーを見てから帰国します。
日本は今、大変な状況ですが一日も早く状況が良くなることを祈りつつ、元気でお目にかかれることを楽しみにしております。