夏の風物詩

梅雨明けには、まだもう少し時間がかかりそうですが 毎日蒸し暑いですね。
クイックマスターコース 火曜日/華ごよみ担当 Tです。

今回 7月の3連休中に、1泊2日で京都まで弾丸旅行をしてきました。
目的のひとつ 京都の夏の風物詩=祇園祭を見ること!
今回は、宵々山を見てきました。

祇園祭は、京都市東山の八坂神社の祭礼で京都の夏の風物詩で、7月1日から一ヶ月わたって行われる長いお祭りです。
祇園祭といえば、山鉾と粽(ちまき)とお囃子が思い浮かぶかと思います。


まずは、銀閣寺を見学してきました。
そこで、特別に色々と見せていただいたりお話を伺うことが出来ました。
その中で、玄関に飾られていたお花を見ていたら・・・
日本三大祭りの第一にもあげられている祇園祭には、ヒオウギという植物が必ず飾られるという風習があると聞きました。

ヒオウギ・・・初めて聞く名前です。
ヒオウギとは、扇状の葉を持つことから檜扇と名づけられたとか。
古代 ヒオウギで悪霊退散していたことから厄除けの花として飾られるようになった。
そして祇園祭が元々は疫病を流行らせている怨霊の怒りを鎮めるために始めたことから、悪霊退散に使われたヒオウギは欠かせないものとなったと考えられています。

また、京都慈照寺=銀閣寺ゆかりの「無雙真古流」(むそうしんこりゅう)といういけばなの流派があることを初めて知りました。

ということで、祇園祭の間は色々な場所に飾られているのでチェックしてみては・・・ということで。
まずは、お昼を頂いた料亭の掛け軸に。その次に伺った場所にも・・・翌日の「祇園祭煎茶献茶式」の副席のお茶屋さんにも飾ってありました!



そして、宵々山見学では 大きな山鉾に圧倒され・・・



粽を購入すると山鉾に上がらせてもらえるということで「菊水鉾」へ
下から見る景色とはまた違って、ちょうど山鉾を降りたらお囃子「コンチキチン♪」
が始まりました。
山鉾=動く神社。それぞれにご祭神がいらっしゃるということでそれぞれご利益があります。
菊水鉾は、不老長寿・商売繁盛

ということで、今回船鉾(安産)の粽を分けてくださった方からある情報を頂き
一人タクシーに乗り行ってまいりました。
保昌山(ほうしょうやま)は、なんと「縁結び!」なんです。
山に乗られるのは、平安の武将である平井保昌。恋多き平安の歌人、和泉式部との恋を成就
させた方です。
粽には、保昌が和泉式部に紫宸殿の紅梅の枝を送ったことに因み、赤い梅の花がおしるしに
ついています。山の周りには、絵馬が奉納されていました。



そして、18日には大田市場へ行っていました。
説明を伺いせり場を見学し、中卸を見学しお花を購入したりと楽しい時間をみなさんと
過ごすことができました。
たくさんの色々なお花を見ると・・・アドレナリンが出ます(笑)
もう、秋のお花=鶏頭や菊が出てました。
また普段 見かけない、大きなダリアや微妙な色合いのバラなど見ているだけで わくわく
しました。



今回、私も購入させていただきました。
まずは、ユリ 「ジエッジ」(オリエンタル系)に合わせて淡い色のカーネーションを
豪華に(笑)今から、咲く姿を見るのが楽しみです。



多肉植物を



そして・・・中卸の1軒のお店でヒオウギを見つけました。


今回のキーワード、隠れたテーマは「ヒオウギ」でした。
もう少し、色々と調べてみようと思っています。

夏は、これからです。
花火にお祭りに楽しいことがたくさんあります、みなさん楽しんでくださいね♪