暑い夏!かわいいおばけちゃんからスタート!

フラワーネット代表 藤井晶子です。

このおばけちゃん、すべて紙でできているのですよ~。とってもかわいらしく、よくできていて、思わず衝動買いしてしまったものです!我が家の夏のお供です。

この土日、家族でプチ旅行に・・そこで見つけた和紙屋さん「めでたや」と言うお店で、出会いました。
山梨県、河口湖の「富士大石ハナテラス」というところに。
吉祥寺のロフトにもお店があるそうですよ~。


ハーブや色々な植物が河口湖湖畔に植えられています。
ハーブのいい香りも。

ベゴニアのお花の壁

山梨と言えば有名な桔梗屋さんのカフェ
信玄餅を使ったパフェとかソフトクリームとか、他にもいろいろなスイーツがありました。

他にも素敵なお店が沢山あり、楽しい場所でした。
その中の一つに先ほどのおばけちゃんの「めでたや」さんも。
出来たばかりの場所のようで、とてもきれいで、気持ちいいところです。

ブルーベリーのソフトクリーム。ブルーベリーの香りがよくて、とても美味。
写真を撮っている間に、暑さですぐに溶けてきてしまいました~

さて、今回の旅の目的はというと・・
オーベルジュに泊まって、夜は河口湖上花火を見ること!
温泉旅館で日本酒が定番の我が家でしたが、今回はちょっと趣向を変えて、
娘も中学生になりましたので、オーベルジュに。
オーベルジュとは、「宿泊施設のついたレストラン」のこと。
お料理のこだわりのあるところでした。
案の定、まわりはカップルだらけ・・中学生とはいえ、子連れは我が家だけでした・・・

前菜 たくさんの地元のお野菜を白いソースで。

富士山サーモン マスの燻製。燻製の香りがとても良かったです。

鴨のコンフィ このころにはかなりお腹いっぱいになってきましたが、美味しくいただけました。これもお野菜たっぷりで。

ブラマンジェ デザートまでしっかり。

そしてこのレストランの窓からは、どーんと大きな富士山が見えるはずでしたが・・
ようやく日も暮れかけたころに・・ほんの一瞬だけ、うっすらと富士山が見えました。
この二日間でこの時だけでした・・富士山が見えたのが。。

お料理を堪能してから、夜も更けて・・・
宿から3分ほど歩くと川口湖畔に。
いよいよ花火大会です。

河口湖の対岸からでしたので、少し遠くからでしたが、
しっかりと音も光も楽しむことができました。
やっぱり夏は花火ですね~

湖上の花火大会は湖面に映る光がまたきれいですよね。写真は全然うまく撮れませんでしたが・・
実際は迫力もあり、美しい花火大会でした。

そして翌朝。エッグベネディクトの朝食はボリュームたっぷりで、とっても美味しかったです。

この日はお天気がよく、富士山がばっちり見えることを期待しましたが・・・
お天気はいいのに、富士山には、大きな入道雲がかかり、見えません。

気を取り直して、この日は青木ヶ原樹海へ。

富士山北西麓に広がる青木ヶ原樹海は、およそ1100年前の富士山噴火がもたらした、青木ヶ原溶岩流の上に形成された、日本最大の溶岩上原生林。

ようするに地面はすべて何十メートルにも及ぶ深さの溶岩ということ。
その上にうっすらとある土の上に、これだけの原生林ができているらしいのです。

お天気もよく、暑い日でしたが、
原生林の中に一歩入ると、涼しく気持ちのいい場所。

ここからは、森林浴の世界へ~

ここで、「ネイチャーガイドツアー」に参加しました。
約一時間の行程で、ガイドさんが樹海の動植物などについて詳しく解説をしながら、歩くツアーです。

全部紹介できませんが、本当にいろいろなことをご存じのご年配のガイドさんが、教えてくださいました。一部をご紹介します!

まずは、樹海の入り口で。
まだ若く小さいころに陽の光が必要な樹木を「陽樹」といい、
そのころには陽の光があまり必要のない樹木を「陰樹」といいます。
樹海に入り口あたりは、陽樹の赤松の林になっていますが、一歩中に入ると、赤松は一本もなく、かわりに陰樹、主に常緑樹の針葉樹がほとんど。
冬でも青々としている常緑樹の原生林なので、そこから「青木ケ原」と言われるようになったそうです。

樹海は地面が溶岩、その上に薄く土があるだけなので、木は、地下深くに根を張ることができない。なので、地面の上を広がるように根っこが伸びていく。
それなのにこんなに大きな木になれるなんて、それはそれですごい!

こんな風に根っこが広がって。
でも、やはり耐え切れなくなり、倒れることが多いそう。

これは虫こぶというもの。木の新芽が出てきたときに、色々な虫が、そこに卵を産み付けるそう。そこから栄養分を吸収して、こぶのように成長していく。
これはハエの仲間の虫こぶだそう。他にも蜂などがこのように虫こぶを作るのだとか。

これはサルノコシカケ。
一昔前は、これが癌に効くという説があり、たくさんこれを取っていく人がいて、一時はほとんど無くなってしまったそう。でも、効果がないことがわかってきたのか、最近は取りに来る人がいなくなり、またみられるようになったとか。

倒れた木の切り株に苔が生えて、なんかかわいいテーブルみたいに。
違う種類の木の松かさが、説明用に置いてあるようでした。

これは茎の中が空洞になっているストロー状の木。
このような木は色々な種類がありますが、「うつぎ」と言われ、
漢字は「空木」と書く。中が空だから。

こんな面白い形の木を発見。
何か障害物があって、それを避けるように伸びたのでは・・?とのこと。くるっと巻いていて、かわいい。

あせびの木。
あせびとは、「馬酔木」と、馬が酔う木と書きます。
何故か・・?
馬がこの木を食べると、毒があり、酔ったようにふらふらになるからだそう。

そして、私が一番気に入ったのが、これ。
「廃木更生」
この言葉も気に入りましたが、この切り株が、何ともきれいで、オブジェみたいに芸術的だなぁ~と。
枯れ木の切り株に、苔がはえ、新しい樹木の種が落ち、芽をだし、小さな小さな苗木が育っているのです。枯れた木も、次の命の為に役に立つのだということでした。
それが、廃木更生と言うのだそう。

切り株の形がとても素敵。

苔もきれい。
そこに、色々な樹木の小さな苗木がありますが、
五葉松という葉が5枚ある松の木がまたとってもかわいい。

色々な角度から楽しめるオブジェ
中は洞窟みたい

このほかにもまだまだたくさんの面白い解説があり、とっても中身の濃い一時間でした!

樹海にはまだ見どころがあります。
それは溶岩洞穴群
富士山麓には、たくさんの溶岩洞穴があります。たくさん流れだした溶岩流の外側が空気に触れ、先に冷えて固まり、内側の溶岩が下に流れだすことで、出来る洞窟。
見学できるのは現在三か所。
そのうちの一つ、西湖コウモリ穴へ、入ってきました。

ここはコウモリ穴。コウモリも生息していますが、夜行性の為、昼間は奥の方に保護されているそう。扉があり、そこを夜になると解放して、コウモリたちが自由に飛び回るそうです。

マグマが流れ出た後。
かなりごつごつしていて縄状になっています。縄状溶岩。

ヘルメットをかぶり、低いところは、かなりかがまないと通れない場所もありました。
ここは外と30度ほどの気温差があるそうで、中を歩いているうちに寒くなりました。
夏にはひんやり、気持ちいいです!

最後に西湖の風景。

本当にきれいな湖水の西湖。
穏やかで、湖面に映る雲が、美しい景色でした。

本当はこの湖の奥に、大きな美しい富士山が見えるはずなのです・・
が、
とうとう富士山は顔を出してくれませんでした。それが心残り。。

でもなかなか充実した楽しい旅でした。


さて、今週はレッスンがありますよ~。
お待ちしています。

それと、前回のブログ、大事なことが書いてありますので、まだご覧になってない方はぜひ、見てみてくださいね。