太宰府天満宮へ

皆さん、お花見は行かれました?
ここ、福岡も暖かく、太宰府天満宮の桜も、日に日に競うかのように咲き誇っています。
こんにちは、土曜・フラワー/ホーム担当の大場です。
一路福岡へ
富士山は撮り損ないました(> <)が、まだまた雪残るアルプスの山々を眼下に一路福岡へ!
太宰府天満宮
太宰府天満宮へは天神駅から天神大牟田線で約30~40分。
駅名標には梅の花が。駅舎も天満宮っぽい。
駅の電灯にも梅。
石畳にも・・
マンホールも。梅尽くし。。。
天満宮には梅、ですよね。
なぜ、梅?
ご存知の方も多いかと思いますが・・・
天満宮といえば学問の神様「菅原道真」公ですね。
道真公は大の梅好きで、家紋も「梅鉢」梅なんですね。
その、道真公が5歳の頃に梅の花を詠んだ和歌があり、また、自邸内にも多くの梅の木を植えていたとか。

『梅の花 紅の花にも 似たるかな 阿呼がほほにも つけたくぞある』

さ、出発です!

 

参道です。両脇には新旧のお土産屋さんが立ち並び、名物「梅が枝餅」屋さんもたくさん軒を連ねていて、そこそこの味があるようです。
参道の中腹当たり、建築家・隈研吾氏による「自然素材による伝統と現代の融合」をコンセプトに設計されたという、ご存知スタバ・太宰府店。店内も木組み構造の天井と壁。奥には梅の木が。
梅ヶ枝餅
毎月25日は天神様の日でヨモギ入りの梅ヶ枝餅が販売されます。
梅が入っているわけではなく、粒小豆餡を薄い餅生地で包み鉄板で焼いた焼餅、ってところでしょうか。焼きたてアツアツはここでしか食べられませんよ。
さて、参道を抜け、いよいよ天満宮へ。

太宰府天満宮は菅原の道真公の御墓所の上にご社殿が造営され、その御神霊
をお祀りしている神社。「学問・至誠・厄除」の神様。
いよいよ、天満宮へ。鳥居にピンクの網が・・・この謎は後程。
赤い橋を渡り山門へ。本宮はまだまだ。
山門。本宮が目の前に。やや緊張。
ようやく本宮。
お参り後に頂いた御朱印。御朱印代は「お気持ちを」でした。
数輪残ってましたが、もう終わりです。本宮裏には梅の木がたくさんあり、梅の時期はさぞや美しいことだったでしょう!
八重咲の梅が美しく、見頃でした。
「厄晴れひょうたん」
天神様(道真公)がこよなく愛した梅の木の下でひょうたん酒を飲めば不思議と難を免れるという伝承から。
この厄晴れひょうたんの中に願い事をかいた紙を納めるそうです。
また、宮内にはたくさんのお社もありました。
「如水の井戸」
天満宮を深く崇敬していた黒田長政の父がここに草庵を建て二年間隠棲の際に使ったとされる井戸。
文書館には「曲水の庭」が。ここで曲水の宴が開かれるのかな?
九州国立博物館。これは、入口。本館はこの山の上。
現在「王羲之と日本の書」開催中。楽しみ。
ピンクの謎
「Hnami2050」ニコラス・バーグマンさんが、天満宮の至る所に作品が展示されます。テーマカラーは文字通りピンク。鳥居もピンクに装飾されるとか・・
全貌は番外編で後日報告します。
太宰府線の電車にも広告がラッピング。
桜も満開、路地の花も、お花屋さんのお花も色とりどり、美しく咲き誇っていますね。
4月8日は「花まつり」。ルンビニの花園でお生まれになったといわれるお釈迦様のお誕生日をお祝いする日です。御影堂の中央に天地を指さしたお誕生のお姿のお釈迦様に甘茶をかけてお祝いします。お花見がてらお寺にちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょう。

ではでは、またお教室で。