12月になりました

今年は、いつもと違う生活のせいなのか…
季節の移り変わりの感じ方が違います。
そうは言っても、もう12月です。
一番華やぐクリスマスシーズンです🎄
12月のセミナーでは、クリスマスリースやスワッグの制作もありました。
皆さん クリスマスの準備は出来ていますか?
私は、この時期いつもだとドイツへ旅に出ています。
この時期にブログの当番になると、旅から帰ってきて旅の様子を
紹介させていただいていましたが、今年はコロナで出掛けることが
出来ず(涙)
そして、ドイツのクリスマスマルクトも初めて中止となりました。

ということで、これまでの旅で出会った物をご紹介します。

Schwibbogen シュビップボーゲン

シュビップボーゲン(アーチ形キャンドルスタンド)のアーチは、
坑道のお入り口を表しています。
ドイツのエルツ地方にあるザイフォンで作られています。
村の男性のほとんどが、鉱山の坑夫となって働いてるので
妻たちは夫の鉱山での無事を祈って、このシュビップボーゲン
を窓辺に飾り、ろうそくにあかりを灯して、日々夫の帰りを
待っていたそうです。

Glühwein グリューワイン

ワインと香辛料(グローブ、シナモン、ローリエ、ナツメグなど)
で温めて作るホットワイン。
クリスマスマルクトの定番で、赤ワインと白ワインがあります。
そして、ノンアルコールもあります。
ノンアルコールも美味しいのです!!
そして、毎シーズンごとにデザインが変わるので コレクションに
したくなります。
場所ごとに違うので、記念になります。
デポジット制なので、飲み終わったら返却すると 返金があります。

これ以外にも、まだあります(苦笑)

クリスマスのお菓子

Schokokuss ショコクス
円形のウエハースの上にドーム型に絞り出した
フワフワでクリーミーなメレンゲをチョココーティングしたもので、
甘いです。
メレンゲは、シャンパン、カプチーノ、バニラなど色々なフレーバーが
あります。
Schneeballen シュネーバル
ローテンブルクの名物「雪玉」 
クッキーのような生地を細長い短冊状に切り、こぶし大の型に丸めて
油で揚げたものに、チョコレートやシナモン、粉砂糖などをトッピング
したもの。
Stollen シュトレン
クリスマスを待つ4週間のアドベント(待降節)の期間に
少しずつスライスして食べるます。
酵母の入った生地にレーズンとレモンピール、オレンジピールやナッツが
練り込まれており、焼き上げたケーキの上には真っ白くなるまで粉砂糖が
まぶされてます。
その形が幼子イエスを産着で包んでいるように見えると言われてます。
クリスマスの時期は、ドイツの家庭では クッキーを大量に
焼くそうです。
この三日月型のもの Vanilla kipferl バニラキプフェルも、
クリスマスの定番です。
バニラ風味でさっくり軽い食感で美味しいです。
三日月に似た馬蹄形で、馬蹄=幸せを呼ぶ形と言われています。
マルクトでは、こんなカラフルなシュネーバル
アーモンドのクッキー
これも美味しかったです、基本量り売りです。
Lebkuchen レープクーヘン
かの有名な童話「ヘンゼルとグレーテル」のお菓子の家も、
レープクーヘンで作られています。はちみつをたっぷり、
さらにスパイスも使ったただ甘いだけではなく、スパイシーな
味とかおりがあります。
クッキーのような見た目ですが、ケーキなのです。
マルクトのキャンディー屋さん
コロナがまだまだ落ち着く気配が感じられませんが、
自分で出来ること 手洗いうがいをして予防をしましょう。
クリスマスもいつもと違って、家でゆっくり過ごすことになりそう
なので 皆さんもツリーやリースを飾ってクリスマス気分を
盛り上げましょう!

すでに、お正月のアレンジメントの申し込みも始まっています。
お花を飾って、華やかに一年をスタートしましょう!

クイックマスター/華ごよみ担当の戸田でした。