開花宣言🌸

東京も開花宣言がでましたね。
隣家の桜もだいぶ膨らみ、そろそろ・・かな?という花も何輪か見られるようになりました。
今年はゆっくりとお花見ができるといいですね。

こんにちは。
土曜日フラワー/ホーム担当・大場です。
こんな時期、恋しい台湾に行けぬので、東京の茶藝館で台湾茶を味わってきました。
数件行ったのですが、2件ご紹介しますね

台湾茶を求めて・・・

蓮月庭

自由が丘の賑わいから少し離れた路地裏、隠れ家的場所にある「蓮月庭(れんげつてい)」。

オーナーは台湾でお勧め茶藝館のひとつだった「回留」(今はリニューアルして「聚落山海」)にいらした台湾人女性・洪さん。店内はお茶の良い香りが漂い、とても雰囲気のよいお店です。

お茶は、「席茶」(いわゆる工夫茶)と「碗茶」(大きな碗に茶葉を入れ、お湯を注ぎ、茶葉が沈んだらお茶を茶杯にすくって飲む)。

もちろん、「席茶」で。白磁の美しい茶器と、お茶は「蜜味烏龍茶碳碳焙(ミーウェイウーロンタンペイ)」台湾花蓮県・梨山で育った高山茶で龍眼の木の炭で焙煎したもの。

希少性なドライマンゴー付。

一煎目はオーナーの洪さんが。修練を重ねた「茶人」のお茶は味わいもよく、何気ない手つきと凛とした姿に自然と背筋が伸びる感じでした。

茶葉がきれい。当然、水色もきれい。雑味がなく、鼻に抜ける香りと、後に残る蜜のような甘みはまさに、好香!好喝!

ここの茶葉はすべて台湾の契約農家からの無農薬栽培のお茶だそうです。

甜点、「花生豆花」(ピーナッツ豆花)。豆花にピーナッツがのっただけのシンプルな豆花。一口口にすると!何!これ! 見た目もそうだが、食べた瞬間「え~!」台湾でも今までに味わったことのない触感にびっくり! フワフワを通り越して口の中で溶けてしまう・・しかし味わいよく美味しい! 「温」なので余計にそう感じるそうで、「冷」だともう少し触感を感じるそうだ。よし、次回は「冷」で。

豆花の向こう側、パイナップル型のお菓子は「鳳梨酥」(パイナップルケーキ)。
着色料・保存料なしの自家製オリジナル。

白磁、青磁など洗練された茶器の数々。台湾で買い付けてきた手描きの茶器は日本未発売のもの、一点物もあるそうだ。

ガラスの茶器も美しい。

都会の喧騒から離れ、時間も忘れるほど良い香りの中で時がゆったりとまったり動いている感じで、身も心もリラックスできた美味しいお店でした。

天仁茗茶

台湾の有名なお茶のブランド「天仁茗茶」。日本、中国、欧米に展開し、台湾国内では行くところ行くところで目にすることが多い台湾・中国茶専門店。

故師匠が理事であったことから修行中大変お世話になった馴染み深いお店である。

20年ほど前から始まったCAFÉ風の「喫茶趣」が1年ほど前に表参道から浜松町(芝大門)に移転してきて、行きやすくなりました。

白にグリーン、天仁カラー。

絵からも温かな台湾茶の香りがしそうな感じがします。

陳列棚には茶器やデザインは変わっているが、馴染み深い茶缶(茶葉)が並びより一層台湾を思い出される。

スタンド形式の店内ではあるが、テーブル席も数席あり、空いていたので、座ってお茶することに。

スタバ的な感じなので、メニューから飲みたいお茶(ストレート、ラテ、タピオカ、ミルクティー)と茶葉の種類、シロップの量とホットかアイスかを言って注文します。

他にもアイスクリームやフレッシュジュース、コーヒー等メニューは豊富。迷います。

良い茶葉なので、アレンジティーにしても美味しい。

今回は“ハニー菊花プーアール茶”と玟瑰入りシフォンケーキ“(どんだけ甘いもの!)

蜂蜜は疲労回復、美容、保湿効果あり、菊花は疲れ目に、プーアール茶は減肥とよく言われますが、抗菌作用も。。。そして、玟瑰ももちろん美! あ~ら、今の自分に◎。

ちょっとアレンジティーが飲みたくなったら、また立ち寄ってみよう。

でも、ここのオリジナルティといったら、「茶王」。

高級高山茶に高級人参を調合したもの。すっきりとした味わいの中に自然の甘みが感じられる烏龍茶です。ぜひ、先ず。ストレートティー(もちろん無糖)でお試しあれ。

3月の歳時記

春のお彼岸: 
 春分の日を境に前後3日間、計7日間が春のお彼岸です。

 お供え物は「ぼた餅」。牡丹の花が咲く頃なので“ぼた餅”。

 で、秋のお彼岸は萩の花の咲く頃なので「おはぎ」。
 同じものなのに季節によって名前を変えて呼ぶ日本人って風流ですね。
 感謝。

まだまだ台湾の地を踏むのは当分先・・・・

お茶を飲めば飲むほど恋しくなるけれど、しばらくは東京、日本のお茶屋さんで楽しもうと思います。

ではまた元気にお教室で会いましょう!