紫陽花が美しい季節を迎えましたが、鬱陶しい日が続くようですがマスクを外せない夏の前の雨を楽しもうと思います。ずいぶんご無沙汰しております。クイック担当神野です。
 
昨年もご紹介したフィラデルフィアのフラワーショーを今年もご紹介したいと思います。アメリカで毎年2月の末に行われるフィラデルフィアのフラワーショー、今年は期間も場所も変えて今年は6月に行われました。
昨年私はの2月の末にその時住んでいたメリーランド州から3時間も満員のバスに乗りフィラデルフィアのフラワーショーに行きました。会場は室内で行われ世界中から集まった人たちとマスクもせずにおしゃべりしながら2時間のツアーを楽しみました。(私の場合、ほとんど会話としては成り立ちませんが、花の名前や感動する言葉だけで共感できるflower conversationです。)今考えるとなんと無防備なことをしていたのでしょうか?
ラッキーにも、コロナにかかることなく帰国しました。今回は去年紹介しきれなかった素敵なお花たちと今年行かれた方に送っていただいたこれもまたすてきな作品たちをご紹介します。

昨年の室内での展示

このフラワーショーは1829年にペンシルベニア園芸協会によって始まりました。フィラデ何千もの植物、庭園、デザインコンセプトにガーデニングの一般市民を紹介しています。室内にこのような池を施しライトアップされると異空間に来た気分になります。

支植物が埋め込まれた支柱

1本の木のように立てられた支柱の周りをワイヤーネットが羽衣のように折り重なアート感満載の作品でした。
早朝、一般客が入る前のガーデナー用のチケットを取ったため会場内はガイドに引率されるグループが順番に各ブースを回るのでゆっくりと鑑賞し撮影ができました。しかし、撮り方が今一つで・・・美しさをすべてお伝え出来ないのが残念。
 

目を奪うオブジェ

そしてこちらが今年です。世界最大の室内フラワーショーだったフィラデルフィアのフラワーショーですが今年初めて屋外のFDR PARKで開催された風景です。
このオブジェすごいですね!屋外ならではの大きさと太陽に照らされたこの鮮やかな色、写真で見てもこの迫力、実際見たら・・・印象深い作品でしょう。
フィラデルフィアフラワーショー (phsonline.org)今年の様子をご覧ください。

絵本の世界みたい!

この作品はとても響きました。ふしぎの国のアリスの一場面のような作品です。
 
長引くコロナ禍で残念なこともたくさんあります。ワクチン接種や治療薬の開発も大事、でもこんな素敵なフラワーショーを見るとその時々の環境に合わせて生きてゆくことも大事なことだと感じました。
こんな不安な状態が続いている今、不満ばかり言わずに今の環境を生かした生活を少し考えていこうと思うきっかけになりました。
皆さんにも何か気持ちを切り替えるきっかけになれば幸いです。良い週末を!