ひまわりの季節に…

3連休、いかがお過ごしでしょうか?
フラワーネット代表 藤井晶子です。
暑い・・と言うのも嫌になるぐらいですが・・そんな中でも元気をくれるお花、ひまわり。ヒマワリを飾るだけで、一気にお部屋が夏モードになりますね!

最初の画像は、昨日のお仕事、ピアノの発表会の装飾です。
2種類のひまわりに、グリーンをたっぷり使い、7月の発表会らしいスタンド花を作りました。
ピアノが黒なので、その横に飾るひまわりの黄色が、より舞台を華やかに見せてくれます。

ひまわりは種類がたくさんあります。今回使ったものは、八重咲の「ゴッホ」という種類と、「サンリッチバレンシア」

ひまわりはオレンジ、黄色、茶系、赤系があり、さらに八重咲や、花びらがギザギザした感じのものや、中の芯が茶色くないものなど、本当に多様で、
アレンジに色々な種類を混ぜると楽しいですね!まだレッスンで使っていきますので、お楽しみに~


そして下の画像、舞台の手前に鉢花を飾るのがこちらの発表会の定番なのです。
今回は白、赤、ピンクのアンスリュームの鉢。
その間に、コキアという緑のふさふささんを、アクセントに飾ってみました。

発表会終了後、演奏者の皆さんへ、ご褒美のお土産になります。
 
そしてもう一つ、こちらも昨日なのですが、
生徒さんがご結婚されました~ おめでとうございます!!
前日にご自身でブーケを2つ制作されまして、そのうちのお色直し用のブーケが
ヒマワリのクラッチブーケ。
とってもかわいらしく仕上がり、薄いブルー系のドレスにぴったりで、さわやかな夏の花嫁さんになりました!
こちらも3種類のひまわりが入っていますが、少し花びらに茶系が混ざったものが、「サンリッチライチ」というひまわりで、ちょっとおしゃれな雰囲気に~
 

アクアセルって何?

さて、話題が変わりまして・・
「アクアセル」って聞いたことありますか~?

アクアセルとは、植物用に開発された特別なスポンジで、吸水性と保水性に優れ、植物を驚くほど「イキイキ」と「長持ち」させることができるというもの。

まだまだ浸透していないので、花業界に携わる方や、花を育てる花農家の方々が集まり、先日、勉強会が開かれまして、
よみうりランドの併設施設「HANA BIYORI」という場所に行ってきました。
HANA BIYORIは、花や植物を通して、心の潤いや安らぎをお届けするとともに、環境保全や自然との共生に積極的に取り組み、豊かな自然を未来に残していくための活動を行っているという場所。 きれいなガーデンがあります。
こちらは、HANA BIYORI館という施設の中に吊るされている
フラワーシャンデリア(吊り花)。ツリウキソウ。
たくさんの植物がきれいに吊るされています。
この鉢花の下に、アクアセルが使われています。
アクアセルって何?って感じですよね。
SDGsを考えた製品で、ウレタン製品の廃材の再生材から誕生したスポンジなのす。これを鉢の下にひいて、そこに水を入れておくと、適量の水が鉢の土に吸い上げられ、絶えず適切な水分量を保つという優れものらしいです。
なので、水のあげすぎや、乾燥状態を防ぐことができるということなのですね。
軽量で、鉢底の穴が不要で、綺麗に保つことができ、輸送中の水切れも防げる・・等々のメリットがあるということ。
ですが、まだまだ開発途中で、デメリットの部分もあり、
これからまた改良がされていくのかなという感じでした。
 
そして、私が個人的に、アクアセルよりも気になってしまったのが
これ!
HANA BIYORI館の中にある、シンボルツリーの
「パラボラッチョ」

見上げるぐらいとーっても大きな木なのですが、なんともかわいい形!
樹齢は推定400年だとか。アオイ科ケイパ・インシグニス

スペイン語のPalo(樹)borracho (酔っ払い)=酔っ払いの樹 
を意味しており、中南米に多く原生している木だそうです。

なぜ、酔っ払いの樹かって・・・
語源の一説には、アルゼンチン北部の先住民が、「パラボラッチョの材のお椀で発酵させてお酒を作った」 という説や
「お酒好きの酔っ払いのお腹のように見える」 という説があるそうです!

パラボラッチョという響きや、酔っ払いのお腹・・(笑)
なんかちょっと気に入ってしまいました~




こちらのHANA BIYORI さんでは、今はひまわりが見ごろだそうですよ~

まだまだ暑さが続きますが、
植物やお花たちから、元気と癒しをもらいつつ
夏を乗り切っていきましょう~

藤井晶子でした。