マムって??

こんにちは 
急に寒くなってきましたね。フラワーネット代表 藤井晶子です。

秋のお花の代表的なもののひとつである「マム」。マムとは、クリサンセマムのこと。キク科・キク属のことです。

この画像はその中でもピンポンマムと言われている種類の、「オペラピンク」という品種のお花です。優しいピンクで、真ん中あたりが少しグリーンがかっていて、とても美しいですね。


今回のブログは、ピンポンマムについて書いてみますね。
 
さてさて、このかわいいパンダ!白いピンポンマムを2輪使って作ったものです。目や鼻、腕などをフェルトを使っています。
赤い帽子をかぶせれば、スノーマンにもなりますよ~
ピンポンマム2輪を使った動物シリーズは色々あります。黄色いマムを使ったくまさんや、猫、ウサギなどなど、工夫次第で色々なかわいい動物が作れます!
ピンポンマムの由来
こんなにカラフルに、色々な種類のピンポンマムがあります。どの色も素敵ですね。
さて、ピンポンマムの名前の由来は・・こんもりと丸い形が特徴ですので、
その形からピンポン球に似ていることにちなんで名づけられたと言われています。


菊は、日本の国花になっていますが・・実は、ピンポンマムの原産国はオランダ。
開花の時期は9~11月ごろが本来の季節です。
普通の和菊は、満開になったとき半球状に開きますが、ピンポンマムは茎の根元にまで花びらがあるので、まん丸に見えるのです。
菊のように和の風合いを持ちながらも、ダリアなどのように洋の雰囲気ももっているので、アレンジやブライダルブーケにも人気の花材です!
和にも洋にも合わせやすいですね。

私はよく、お悔みのアレンジのご注文をいただいた時にも使っています。

 
ユリやリンドウと合わせて、白を基調としたアレンジ
トルコキキョウと合わせて、薄い紫や黄色を加えたアレンジ
グリーンのシンビジュームとあわせ、ピンポンマムが少し浮き出ているようなアレンジ。
胡蝶蘭と茶系のスプレーマムとの組み合わせ。
こんな感じで、ユリと合わせたり、ランと合わせたり。
色々なお花と組み合わせても、とても合わせやすく、相性が良いですね。そして、なんといっても、お花の持ちがよいのが、良いところです!

もちろん、お悔みのアレンジ以外でも、こんなに素敵です。
そして、ブライダルシーンでも使われるピンポンマム。
その理由は、素敵な花言葉にもあるかもしれませんね。
花言葉はいくつかありますが、どれもお祝いにふさわしいです。

①高貴  菊が日本の皇室と深くかかわりがあることからかもしれないですね。
②真実  偽りのないことを意味するそうです。
③清らかな愛  相手へのまっすぐな濁りのない愛情 を表しているそうです。


 
ブライダルだと、ラウンドブーケや、和装などにもぴったりな、球体のボールブーケなどに使うのが、人気があります。


最後に秋らしい色のマムの画像をご覧ください。


 
たくさんの花びらが重なるピンポンマムの魅力、楽しんでいただけましたか?

今週のレッスンでもまたマムをたくさん使っていきますので、どうぞお楽しみに~

寒くなりましたが、皆様体調に気を付けて過ごしてくださいね。

藤井晶子