暖冬ですね

元旦からの災害、北陸地方にご親戚、ご友人等々いらっしゃる方々、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を祈ります。

今年の年初めは美術館巡りから始まりましたが、皆様はいかがだったでしょうか?
そして、驚いたことに、蝋梅の花も咲ききらぬうちに紅梅白梅、椿までも咲いていて、桜も早いのかしら?と思ってしまいました。

因みに、蝋梅はロウバイ科ロウバイ属、梅はバラ科サクラ属で、同じ梅と書く植物でも違うんですね。

こんにちは。土曜日・フラワー/ホーム担当の大場です。

城始めは犬山へ

久しぶりの犬山城。
今回は犬山城の眼下にあるホテルインディゴ犬山有楽苑への宿泊が目的。
ホテルは目の前に犬山城、隣接する国宝の茶室を有する日本庭園・有楽苑と翌日の朝食が楽しみ。
1537年織田信長の叔父・信康が築城した犬山城は国宝五城(姫路城、彦根城、松江城、松本城、犬山城)のひとつであり、現存天守12城のひとつでもあります。
見どころは、入母屋破風、唐破風、石落とし、付櫓、石垣などなどたくさんありますが、亀の甲羅に桃が乗った形をした「桃瓦」は他に類を見ないと思います。
桃瓦は8個あり、皆違う形をしています。
桃は邪気祓い、不老長寿の縁起物として「魔除け」とされています。
桃瓦2
桃瓦は8個あり、すべて違う形です。
望楼型三重四階地下二階のお城は木曽川に面した小高い山に立っており、名古屋市内の高層ビルも望めます。
別名「白帝城」。中国の長江のほとりに立つ白帝城を思わせることから由来していると。
天守からの展望2
犬山城の石垣は場所により違う積み方。やはり戦国初期を思わせる天守台の石垣は美しい。

有楽苑

お城の東側、ホテルに隣接の「有楽苑」国宝茶室を有している日本庭園。
蝋梅は咲き始めだが、静かでまったりできる穴場。
ホテル宿泊者は無料でした。
国宝茶室・如庵
如庵は織田信長の実弟・有楽斎が京都の建仁寺に創建した茶室で、移築されたもの。
旧正伝院書院。有楽斎の隠居所。
庭内の蝋梅
庭園からの犬山城
近くに基地があるので、夕方には帰還する航空機が何基も!
早すぎてようやくとらえた一枚。

ホテルインディゴ犬山有楽苑

目の前に広がる天守を見上げながらくつろぐロビーはスタイリッシュな造りながらもゆったりまったり、贅沢な時間が過ぎてゆく。城好きには堪らない場所。
温泉のお湯も優しく、フィットネスジムも24時間使い放題。
ロビー1
ロビー2
ロビーから見上げる天守
夜は松明が灯り、城もライトアップされ、幻想的。
部屋

夕食&朝食

夕食はホテル近くのビストロ「Bistro Le Petit Verdot」へ。
前菜2種、スープ、スパゲティー、サラダ、メイン、デザート&コーヒー。
前菜1
前菜2
スパゲティーはイカスミをチョイス。量が多くこの時点でほぼ満腹!
メインの魚
デザートはクリームブリュレ。
スイーツは別腹。コーヒーとともに、完食!
さて、夕食で満腹だったにも関わらず、朝はなぜかお腹がすくのね。
このホテルの売りでもある朝食は和食と洋食から選べ、ブラス、ブッフェ付き。
食器やカトラリーは、さすが!ノリタケでした。
洋食、オムレツをチョイス。オムレツは玉ねぎ、シイタケ、ほうれん草など数種類の野菜とチーズがたっぷり。これにブッフェからサラダとスムージー。写真撮り忘れだが、パンはゴントラン・シュリエのクロワッサンと(朝から)アップルパイを。それとフルーツを少々。
満腹過ぎるぅ~
テーブルに置いてある角砂糖もパステルカラーのシュガーでおしゃれ~
鵜飼の鵜のぬいぐるみとともに、犬山城。
この後も帰り際に付いていたチケットを使って、名古屋駅マリオットホテルでケーキセットを食べ、ひつまぶし巻きを夕食に購入して、今年もプチ旅行が楽しめたら、と思いつつ帰路に。
美味しく楽しい大満足の旅でした。

歳時記

二十四節気のひとつ、小寒から大寒終了までが寒中、寒の内。まさに今。暦は正直で、暖冬と言いつつ、ここ数日寒波が押し寄せていますね。
体調崩しませんように。

そして、大寒の後は立春。
立春の前日が節分。「豆まき」ですね。
節分って「せちわかれ」といって、季節の変わり目。邪気を払う行事でした。なので、節分って4回あるんですよ。でも今は春の節分だけが残っていますね。
それは立春正月といって立春が一年の始まりと考えられていたからで、邪気を祓い縁起の良いものを食べて福を呼び込みましょう。
豆まき、福豆を食べることもなくなりましたが、毎年これ、「鶴屋義信さんの”福ハ内”」をいただきます。

ではまた、お教室で元気にお会いしましょう!
福は内~